Semiのペンダントランプはどこの国の商品?
Semiのペンダントランプはどこの国の商品か気になるという人もいるでしょう。
Semiは、デンマークの家具ブランドであるGUBI社が提供する世界的なデザインアイコンとなっている照明です。
デンマークのデザイナーであるクラウス・ボンデラップとトーステン・ソーラップのコラボレーションによって誕生した照明で、当時建築学科で学んでいた彼らは、この照明をコンテストに提出したことによって最優秀賞を受賞しています。
1980年に発売されると当時最も売れたデンマークでアイコンとして、世界的な認知と象徴的な地位を獲得したのです。
デンマークでは当時柔らかい有機形態のデザインが主流でしたが、それとは異なったシャープで美しいライン、幾何学的な形状を取り入れたシンプルさは、時代を超越したデザインとなっています。
色とサイズが豊富なのでどんな空間にも似合います。
プライベートにもパブリックにも利用することができ、自宅だけではなくカフェや公共施設などにも向いています。
Semiは店のオーナーが仲間と一緒に作っている
Semiは展示期間を終えたフラッグ・屋外広告などの資材を素材の強みの耐久性を最大限に活用し、バッグ・小物などに作り替えてプロダクトを製作していて、専用のデザイナーはいませんが一つ一つ手作りでシンプルな形でも切り取ったデザインで個性的な表情を持っています。
Semiの名前はデザインの寿命を長くする理念に対して、短命な生き物の名前を象徴的に付けたもので、蝉の一生と広告の成り立ちが似ていることからきてます。
蝉は何年もかけて幼虫から成虫になり1週間ほどで生涯を閉じます。
広告もデザイン・コピーなど出来るまでの制作時間は長くても展示される期間は限られます。
工場で纏めて製作も依頼することも出来ますが、広告を使い一つずつのパーツの色・柄の出方が違い使う糸の色もブランドとしての拘りがあり、それを全て指示するのが難しいためプロダクト製作はオーナーと仲間が一点ずつ手作りしています。
端切れが出てでも小物に使ったり、細かい切れ端もタグ・紐に利用したりと最低限のごみしか出さない工夫もされています。